読読書

サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)

サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)

サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)

サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)

前作のクビツリハイスクールを冒険活劇と評した際に、持ち主が「これ以降どんどん漫画チックになる」と言っていたのですが、いい意味で裏切られました。漫画的でありながらもミステリ要素を損なわず、全然楽しめましたともさ。

夏の夜会 (光文社文庫)

夏の夜会 (光文社文庫)

記憶ほど当てにならないものはない、ってなことで。西澤作品は『七回死んだ男』しか読んでいないので、これもスラップスティックなノリかと思えばあらびっくり。先が気になって、後半は一気に読み進めてしまいました。いやあ、胸にしこりが。
白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

自分にしては珍しく映像作品先行で読んだ小説。ドラマの出来が良かったので、そっちが完結してから読もうと思っておりまして。ドラマと違い、徹底して客観的視点から描いた悪の軌跡。ぞくぞくする。余韻を残させないラストは圧巻。