あなた 私の元から 突然消えたりしないでね

頬に墨を塗られながら「あなたのことを忘れない」と涙を流した和子は、11年後、大学の廊下ですれ違った深町に気付くことなく、廊下を足早に歩いてゆく。
このラストシーンがもう本当に大好きで。
本当に大切だった気持ちさえ、忘れないと誓った誓いさえ、時は無常にも奪い去ってしまう。
少しだけ振り向いている深町クンに気付けない和子がもうなんというか、わー、わー。
アニメ版の魔女おばさんと呼ばれてる和子は、深町クンのことを覚えていそうな描写になっています。ゴロちゃんと三人で撮ったらしき写真も飾ってありますし。
ここに賛否両論な方もいるかもしれませんが、あえて深く言及しないサービスシーンとして受け取っちゃっていいのではないかと。実際私はニヤニヤしちゃったので、肯定派で。